2010年11月5日金曜日

塩とからだの関係


海は地球の生命の故郷。そしてその海は水と塩でできています。
水は生命にかかせないものであるように、塩もまたわたしたちのに不可欠なもの
であり、塩を摂ることによって細胞たちが生活する内部環境を保っています。
海水と血液のミネラル組成はとてもよく似ています。


わたしの亡くなった母は二つの腎臓のうち1つがあまり機能をはたしていなかったため、
病院の指示により、

塩分を控えていましたので家族全員同じ味付の食事をしていました。
お味噌汁もうすく色はついていましたが薄味で正直なところ、食事は味気ないものでした。
母もからだのために塩分を減らしていたわけですが、コーヒーに砂糖をたくさん入れてい
たり、喫煙をしていました。
塩分を控えることに偏りすぎて他の生活面がおろそかになっていたように思います。
日本では精製塩を摂るようになってから、急激に高血圧や脳溢血の死亡率が
あがっているという統計があります。



ヒトの体液の97%は水であり、海水とほぼ同じph7.3の弱アルカリ性です。
玄米菜食を始めたころに自然海塩をとるようになってからは、だるさがなくなり
むくむことが少なくなりました。



食欲もわいてきて、食事をおいしく食べられるようになりました。
そういえば、唾液の量もふえたように思います。
おかげさまで今は、食いしん坊になりました、よ。
おいしいという五感を満たすこともたいせつにしたいと思っています。



塩の種類は、精製塩、にがり再製塩、自然海塩、輸入塩とあります。
また、製法は、イオン交換膜法、溶解再製法、天日・平釜法、天日法とあります。
いちばん流通しているのが精製塩ですが我が家では自然海塩にしています。
少しの量で素材のうまみをひきだしてくれます。


我が家の裏庭でちいさな家庭菜園をしていますが、無農薬で、育てたきゅうりに
少量の塩をまぶしてまな板の上でごろごろすると、精製塩でごろごろしたときにくらべて
自然海塩のほうが浸透圧がたかく、きゅうりはすぐにしんなりしてくれます。


精製塩は99、5%以上が化学物質の塩化ナトリウムです。
ミネラルはほんの少ししか含まれていません。
自然海塩は、健康維持のために必要なミネラル成分を含んでいますし、
とってもおいしいので、ぜひおすすめします。


                                       萩原沙羅

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