2011年2月2日水曜日

こころ育て

節分を前に、大光院(群馬県太田市)にお参りしました。
節分会の準備が、整った院内に夕日が沈みはじめ,人の気配もなく、とても静かでした。
大光院は、神と仏が一体となり地域をお護りしてくださっています。
子育て呑龍(どんりゅう)さまとして多くの人に親しまれています。

先生は、「祝詞を唱えてもお経を読むもよし」と話され、天地祝詞を唱えました。

子育ては、母親育て・父親育て・夫婦育て・じぶん育てでもあります。

先日、ヒーリングサロン直伝直氣に、3歳くらいのお子さんを連れた方がいらした時のことです。

その仔は、お母さんと離れて、1時間以上ひとりで待っていました。
3歳児は、5分以上はじっとしていられないはずですが、とても楽しそうに、ひとり遊びをしながら待っていました。
施術が終わると、「おかあさん、遅かったね」とお母さんの太ももを、ぎゅっとだきしめて言いました。
お母さんは、「えらかったね。どうもありがとう」と、言いました。
お母さんが急いで身支度をしていると、「お母さん、おしっこ我慢していたの」と、静かに話しました。
お母さんは、「そうだったの、ごめんなさいね」と、言いました。
お母さんがコートを着ている時に、手袋を落としました。
その仔は、「お母さん落ちましたよ」と、言いました。

わたしは、じぶんの子育て中の時にはとても考えられないその親子の様子を見て、きっとすばらしい子育てをされているのだろうと、感心しました。
なぜなら、母親の言動は、とても穏やかでしたし、お菓子で落ち着かせるとか、静かにしなさいなどど、強制もしていませんでしたので、仔のストレスも感じられなかったからです。
ひょっとしたら、クリスタル・チルドレンなのかもしれませんね。
さっそくその母仔のことを先生にお話しました。
先生は、「仔の性格は、産まれる前から持ち合わせてもいるけれど、
後天的環境が、いい意味でも悪い意味でも仔に影響を与えている」と話されました。

夫婦の調和は、もちろんのこと、一緒に住まうオトナたちの日々の行動(想念)が、
この仔の情緒を育てているのだと想いました。
ずいぶんと、年も重ねてきたわたしですが、じぶんの想念の環境を整え、
こころ(想念)のシフトアップをめざして、これからはもっと、氣もちのやさしい氣だてのよい人になろうと、思わせていただきました。萩原先生の「天地祝詞」の言霊を読み上げていると、とても氣もちが安らぎます。ご購入は、画面右のワークショップをご参照ください。 萩原沙羅

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